今日は明倫館内にあった槍、剣術の道場である有備館をご紹介します。
有備館
有備館は剣術と槍術の稽古場で、藩校明倫館内に建築された。木造一重入母屋造り桟瓦葺きで平屋建て。桁行37.8m、梁間10.8mの南北に長い建物である。内部の北半分は板間39畳を剣術場、南半分は土間54畳を槍術場とし、各その西側を藩主の上覧場とし、中間に藩主臨場などの場合に使う控室がある。ここは藩士の練武のほか、他国からの剣槍術の修行者との試合場、すなわち「他国修行者引請剣槍術場」でもあった。
萩市
「他国修行者引請場」という名の通り、他国からの剣槍術の修行者との試合場でもあり、 坂本龍馬が萩に来た際もここに寄ったといわれています。
私が訪れた日(5/1)は内部の特別公開の日で、中に入って萩市観光課のお姉さんに いろいろと説明やエピソードをききました。 当日は10時からだったのですが、10分くらい前には入れてもらえました(たぶん先客がいたので2番のり)。
こちらが剣術道場になります。龍馬伝のスタッフも訪れて寸法を計測していったと言ってました。
こちらは槍道場になります。 最初こちらの方は物置できたないので、戸を閉めっぱなしだったのですが、それでもよければ ということで見せてもらいました。
いやぁ、見ないわけにはいかないでしょう、ここまで来て。正直、言わなかったら、自分から見せてくださいって言ってましたよ。(結局その後はそのまま公開していたようですが)
相撲部屋の稽古のように、畳の方に偉い人が座って槍術の稽古を見ていたようです。
ここで、藩士たちが稽古していたと思うと感激してしまいました。
非常に貴重な体験でした。
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