今日は萩反射炉跡のご紹介です。
近世の反射炉として現存しているのはここと韮山の反射炉の2か所のみです。 反射炉ってなに?って自分はよく知らなかったのですが、 鉄を加工する際にもちいるものだそうです。通常鉄は炭素が含まれているため硬くてもろい。 それを炭素を酸素と結合させ二酸化炭素として飛ばすことでやわらかくて粘りのある鉄に加工するそうです。
写真はその煙突部分で、炉で焚いた燃料の炎や熱を天井に反射させ、空気を高い煙突で大量に取り込むことで高温に保ち、鉄を溶解するそうです。
黒船来航以来、欧米列強への危機感から西洋技術を取り入れていった長州藩ですが、 これを使用して大砲などを製造してたんですかね。 場所は市街地からかなり外れた場所にあり、東萩駅から山陰本線の線路を横にみながら 自転車で約20~25分ほどの場所にあります。
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