隆景広場から三原城の天守台跡周辺を歩いてみました。
平成23年度から濠周辺の発掘調査を行っているとかで、現在はお濠の周辺が柵で囲まれていました。あまり近くに寄れなかったのが残念です。
北西方面から天守台跡を望む。
今度は天守台の上にあがってみました。駅構内から階段をあがっていくと、天守台跡に出ます。 ベンチなどが用意されていて、ちょっとした公園になっています。
北西方面を望む
三原城は前回も書いたように、小早川隆景が三原湾に浮かぶ大島、小島をつないで1567年に築城され、その後何回か修築など整備がなされ、1596年頃偉容を整えました。1575年当たりから信長の圧力にさらされはじめた時期ですから、より一層の守りを固めるために徐々に整備をしていったんでしょうね。
しかし、鉄道の高架が城跡の跡を通過するという珍しい城跡ですが、天守台の高さと高架の高さがほぼ同高さという点から見て鉄道の建設時はなるべく城跡に影響がないようにという配慮があったのではないかと思いました。とはいえ、もったいないですね。
(つづく)
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