備中松山城周辺スポット、最終回の今回は城下町周辺のスポットをいっきにご紹介します。
備中松山城御根小屋跡
御根小屋は備中松山藩主の居館で、藩の政務を行う役所です。結局備中松山城は山の上にあるため、いちいち登り降りしてられないという事ですね。もちろん平時の時に限ってのことですが。
石火矢町ふるさと村
備中松山城の城下町なかでも武家屋敷の集まった町で、250mに渡って武家屋敷が並んだ通りがあります。この後に出てくる旧折井家、埴原家の武家屋敷はこの通り沿いにあります。
武家屋敷
こちらは、旧折井家の武家屋敷跡です。
約180年前天保年間に建てられたもので、200石前後の武士が住んでいました。
入口には、出迎えの人形が。人を感知して動く仕組みになっているようです。
土間
籠。大人が乗れるのかと思うくらい小さいです。
庭には資料館があり甲冑などが展示されています。
もう一つ、旧埴原家の武家屋敷跡があります。こちらも忘れずに見ていきましょう。
高梁市基督教会堂
明治22年に建築され、現存している県下最古の教会です。いろいろ調べてみると、数年前の大河ドラマ「八重の桜」の八重の旦那さん新島襄が、明治13年に宣教師と高梁市に伝道に赴いた事により急速に広がり、この教会の設立につながったそうです。
高梁市商家資料館
こちらは無料休憩所にもなっていて、江戸時代の豪商池上家の邸宅跡です。８代目の時に醤油の製造販売で財を成しました。そのため、中に入ると醤油の樽などがおかれていて、当時の様子が見て取れます。
ちなみに写真に写っているタクシーが自分が乗車していたタクシーです。
高梁市郷土資料館
こちらはもともとは高梁小学校の本館で明治37年に建てられた建造物です。江戸から昭和初期の生活用具が集められています。撮影禁止だったので写真は残せませんでしたが、８mmカメラとか映写機とか、昔懐かしの生活用具があって見に来てよかったと感じた事を記憶しています。
備中松山城周辺スポット今回で最終回です。
時間がなく街を効率よく周るにはタクシーもいいなと感じました。ちなみにタクシー料金は市より補助が出るということで思ったよりも安くすみました。
以前の投稿でも書きましたが、高梁市全体で備中松山城とその周辺の観光資源を盛り上げようという気持ちがすごく伝わってきました。タクシーもいいですが、今度訪れた時は自転車でゆっくり回ってみたいです。
