100名城

徳川軍と武田軍の戦いの舞台長篠城その1

愛知県の100名城めぐり、2つ目は長篠城です。

 名古屋駅からのアクセス

名古屋からは、名鉄もしくは新幹線で豊橋まで移動、豊橋からJR飯田線で長篠城駅下車です。豊橋から長篠城まで1時間かかるので、豊橋までは新幹線で移動することをおすすめしますが、時間がある方は名鉄でもいいでしょう。

長篠城駅からは徒歩10分位です。電車の本数が1時間に1本なので、帰りも同じルートを利用する場合は時刻表で必ず時間を確認しておきましょう。駅周辺には時間を潰せる場所はありません。
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長篠城沿革

  • 1508年 菅沼元成が築き、はじめは今川氏に属すが、義元が桶狭間で敗れた後徳川氏に属す
  • 1571年 武田氏の秋山・天野軍の侵入により武田氏に属す
  • 1573年 家康は長篠城を奪還。
  • 1575年 奥平貞昌を城主として、武田勝頼の侵攻に備える。5月勝頼は長篠城を攻撃。21日徳川・織田連合軍に武田軍大敗。
  • 1576年 奥平貞昌は、白を郷ケ原に城を移し、長篠城は廃城。

長篠城概要

長篠城は豊川谷の2つの川が合流する地点にを利用して築かれた。東三河(愛知)、信州(長野)、遠州(静岡)、美濃(岐阜)との交通は主に豊川の本流、支流に沿って発達したので、長篠城は交通の要衝として重視されました。

下の写真は次回の投稿でも登場しますが、2つの川が深い谷をつくり、断崖絶壁が天然の堀となっている事がわかります。

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長篠城址

長篠城址に到着しました。

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内堀と土塁

現在も若干の水が埋まっていますが、案内板によると当時は水掘りだったそうです。堀を作るとそこにあった土をどうにかしなきゃならないので、その土を盛って防御のために利用したのが土塁です。

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土塁の上に登ってみました。

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本丸跡

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次回は、長篠城周辺についてご紹介します。

参考文献

「探訪 長篠の戦い」 長篠城址史跡保存記念館

「烈士 鳥居強右衛門とその子孫」 長篠城址史跡保存記念館

(つづく)

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